導入事例：生産管理・販売管理一体型システム構築（Factory-ONE 電脳工場）

生販一体型のパッケージ導入により工場の一元管理が可能に

こちらのお客様の販売管理システムは、導入後相当の年数が経過し、新たな機能追加への対応が難しくなっていました。また、生産管理業務はシステム化せず現場ごとにExcel等で管理していました。
販売と生産管理を一体管理できる「Factory-ONE 電脳工場（以下 電脳工場）」の導入によって、販売と生産の情報が共有化され、業務負荷の軽減につながりました。

本事例の販売管理システムは、新たな機能追加に対応できないことに加えて、ハードウェアについてもメーカーのサポートが終了するなどの理由で調達が困難となっていました。
また、過去に度重なる機能付加が実施されたことや、販売管理業務ではない生産計画などの業務はExcelやLotusにより人力実施されていたことから、システムのブラックボックス化や業務の属人化が進行し、工場全体で在庫が正確に把握できない、といった問題が生じていました。

電脳工場の導入により、生産管理から販売管理までの情報を一元管理することができ、各部署で実施していた在庫管理を統合することができました。
これにより、今まで個人で管理していた在庫情報等が共有化され、属人化の解消と在庫の把握が実現しました。
また、システム導入でデータが見える化されたことにより、お客様の各部門において、過剰発注や発注漏れ防止の意識の醸成につながるという効果もありました。