
試行錯誤して解決できたときは、
達成感があります。
解析・設計ソリューション事業部
理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻 修了
仕事内容
流体解析の仕事に携わっています。どうすればお客様の要望に沿った数値シミュレーションをより精度の高いものにできるかを考え、解析モデルの作成・改善をしています。
今、取り組んでいる仕事は航空機の主翼着氷解析で、主翼の温度分布などを調べています。解析要件に合わせてモデルの作成・修正を行い、解析条件の設定、計算結果の検証を行っています。
- 8:40
- 出社。まずはニュースをチェック。
- 9:00
- 朝礼。連絡事項の共有を行います。
- 12:00
- 昼休憩。
- 15:00
- 社内で解析作業の確認の打ち合わせ。
- 18:00
- 退社。納期間近のときは残業することも。
Q どんな学生時代を過ごしていましたか?

高校生のときに物理が好きになり、大学は物理学科に入学しました。学んでいくうちに興味を持った宇宙物理学系の研究室を選び、主に銀河の成り立ちを研究していました。何万光年も離れている星でも、光を解析するだけで、その星に存在する物質や起こっている現象を解き明かせることが面白く、宇宙に魅せられていきました。
Q 入社を決めた理由は?

宇宙物理学を学んでいた経緯もあり、宇宙開発の仕事に携われるような会社を探していました。そのときに航空宇宙分野での解析・設計エンジニアリングを行っている菱友システムズの存在を知り、興味を持ったことがきっかけです。そのあと就職活動中に会社を訪問したときに、すごく落ち着いた雰囲気で黙々と作業されている姿を見て、また、人材育成にも力を入れていると知り、この会社なら自分に合った環境で成長できると思い、入社を決めました。
Q やりがいを感じるのはどんなときですか?

計算が発散するなど、うまくいかないときに知恵を出して解決したときや、大量の煩わしい処理を自動化したときなど、自分で方法を模索して解決できたときに達成感を得られます。
今までで特にやりがいを感じたのは、初めて流体解析コードの改修から検証作業までを一人で担当したときです。先輩に助けていただきながらも納品することができ、さらにお客様からもご評価いただき、次の仕事も任されました。そのときはとても嬉しかったです。
Q 職場の雰囲気はどうですか?

社内はとても落ち着いた雰囲気で集中して作業に打ち込める環境です。また、一人で進める仕事も多々ありますが、そういうときにうまくいかなくて悩んだり困ったりしても、気軽に先輩に相談できる風土があります。たとえ任されている案件が自分一人でも安心して仕事ができます。
Q 今後の夢や目標を教えてください。

解析技術の向上を図りたいです。特に流体解析の基礎理論的な部分を十分理解して解析できるようにしたいと思います。解析について広く深く知っていて、何を聞いても答えてくれる先輩がいるのですが、私もその先輩に少しでも近づけるように頑張りたいです。 また、流体解析にはさまざまな分野があるので、「◯◯の分野なら山田に任せたい」と言ってもらえるような得意分野をつくっていきたいと思っています。